ロケーションフォトの服装は、撮影場所の雰囲気に合い、動きやすく、写真で色や形がきれいに見えるものがおすすめです。特に結婚式の前撮りでは、白・ベージュ・淡いブルーなどの落ち着いた色を中心にすると、屋外の景色になじみやすくなります。
ただし、海・公園・街中・古い町並みなど、場所によって似合う服装は変わります。季節、天候、撮影内容、衣装の種類も考えて選びましょう。
ロケーションフォトにおすすめの服装
迷ったときは、きれいめでシンプルな服装を基本にすると失敗しにくいです。主役となる人の服装を決めてから、同行者やパートナーの服を合わせると全体がまとまります。
- 白、ベージュ、アイボリー、淡いブルーなどの明るく落ち着いた色
- 無地または柄が小さい服
- 体を動かしやすい素材とシルエット
- 屋外の景色に埋もれない、適度な明るさの服
- 撮影場所に合った靴と羽織りもの
結婚式の前撮りなら、ドレスや和装を主役にして、アクセサリーや靴を控えめにすると衣装が引き立ちます。私服で撮影する場合は、普段着より少しきれいめなワンピース、シャツ、ブラウス、ジャケットなどが使いやすいでしょう。
撮影場所に合わせた服装の選び方
服装は、背景との色や雰囲気の相性で選ぶと写真にまとまりが出ます。撮影場所が決まっている場合は、事前に景色の色や足元の状態を確認してください。
| 撮影場所 | おすすめの服装 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| 海・砂浜 | 白や淡い色のワンピース、シャツ、ロングスカート | 風になびく素材が映えやすい。砂浜では歩きやすい靴を用意する |
| 公園・草原 | ベージュ、カーキ、くすみカラーの服 | 緑に近すぎる色は背景に埋もれることがある |
| 街中・洋館 | ジャケット、シャツ、上品なワンピース | 建物の雰囲気に合わせて、きれいめな印象にする |
| 古い町並み・神社 | 和装、落ち着いた色のワンピース、きれいめなセットアップ | 派手なロゴやカジュアルすぎる服は避けると景観になじみやすい |
| 花畑 | 白、淡いブルー、淡いピンクなどの無地の服 | 花の色と同化しすぎない色を選ぶ |
2人で撮影するときの服装の合わせ方
2人の服装は、まったく同じにするよりも、色味やきれいめ度をそろえると自然に見えます。たとえば、片方が白いワンピースなら、もう片方は白いシャツにベージュのパンツを合わせる方法があります。
色を2〜3色にまとめる
服、靴、バッグなどの色を2〜3色程度にまとめると、写真全体が整って見えます。白とベージュ、ネイビーと白、ブラウンとアイボリーなどの組み合わせは、屋外でも合わせやすい配色です。
柄の大きさをそろえる
片方が無地、もう片方が大きな柄の服だと、柄の方に視線が集まりやすくなります。柄物を取り入れる場合は、小さめの柄にするか、もう一人の服に柄の色を少し取り入れるとバランスがよくなります。
服のきれいめ度をそろえる
一人がフォーマルな服、もう一人がTシャツと短パンでは、写真の印象が合いにくくなります。ドレスとタキシード、ワンピースとジャケット、カジュアルなシャツとロングスカートなど、同じくらいのきちんと感にそろえましょう。
避けたほうがよい服装
ロケーションフォトでは、服のデザインや素材によって写真に影響が出ることがあります。次の服装は、撮影内容に合うか確認してから選びましょう。
- 大きなロゴやキャラクターが入った服
- 細いストライプや細かいチェック柄
- 背景と同じ色で、体の輪郭が分かりにくくなる服
- 強い光を反射する素材や、音が出やすい素材
- 動きにくいほど細身の服
- 長時間歩く撮影での高すぎるヒール
- しわが目立ちやすい服をアイロンなしで持ち込むこと
細いストライプなどは、写真の条件によって縞模様が乱れて見えることがあります。柄物を着たい場合は、撮影前に全身写真を撮って、背景の中で柄が目立ちすぎないか確認すると安心です。
季節別に準備したい服装と持ち物
屋外撮影では、見た目だけでなく体温調整も大切です。撮影中に着ない防寒具や履き替え用の靴を用意すると、移動中の負担を減らせます。
春・秋
朝夕は冷えやすいため、薄手のジャケット、カーディガン、ストールなどを準備しましょう。撮影時だけ外せる重ね着にすると、気温の変化に対応しやすくなります。
夏
汗や日差しが気になる季節は、通気性のよい服を選び、汗を拭くタオルや飲み物を用意します。汗じみが目立ちやすい色や素材は避け、必要であれば撮影の合間に着替えられる服を持参しましょう。
冬
コート、手袋、カイロなどの防寒具を用意し、撮影時に外しても寒くなりすぎないインナーを選びます。衣装を着る場合は、上から羽織れるガウンやコートがあると移動中に体を冷やしにくくなります。
靴は撮影用と移動用を分けると安心
ロケーションフォトでは、撮影場所まで歩いたり、砂浜や芝生を移動したりすることがあります。見た目を重視した靴とは別に、スニーカーなどの歩きやすい靴を用意すると、足への負担を抑えられます。
撮影用の靴に履き替える場合は、靴下やストッキング、靴ずれ防止用品も忘れないようにしましょう。砂や土の上で撮影する場合は、靴が汚れる可能性もあるため、汚れても対応できる靴を選ぶことが大切です。
衣装を持ち込むときに確認すること
衣装を自分で用意する場合は、撮影前にカメラマンや撮影会社へ、衣装の種類、着替えの可否、保管方法を確認してください。屋外では着替える場所が限られるため、着替えが必要なら更衣室や移動車両の有無も確認します。
- 撮影場所の天候、足元、歩く距離を確認する
- 衣装と靴、アクセサリーを一緒に並べて全体を確認する
- しわや汚れがないかチェックする
- 移動用の靴、防寒具、汗拭き用タオルなどを準備する
- 着替えがある場合は、着替える場所と時間を撮影側に確認する
ドレスや和装など、動きに制限がある衣装では、撮影場所までの移動方法も重要です。階段、砂浜、坂道などがある場合は、衣装で移動できるかを事前に相談しましょう。
迷ったときの選び方
服装に迷ったら、まず撮影場所の写真と天気を確認し、次に「色」「動きやすさ」「靴」の順で決めると選びやすくなります。撮影会社から服装の指定や推奨がある場合は、それを優先してください。
特におすすめなのは、無地または控えめな柄の服をベースにし、2人の色味ときれいめ度をそろえる方法です。景色に合う服を選びつつ、撮影中に歩いたりポーズを取ったりできるかまで確認すると、自然な写真を撮りやすくなります。







